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阿川 建一郎

AGAWA KENICHIRO

​音楽監督・歌唱指導

ジュニアキャストオーディション

応募者の皆様へ

お芝居も歌もダンスも、再演したり上演回数を重ねる中で大事なことは一つ。

 

「初めて感じる瞬間を創り出す」

 

台本や楽譜が既にあり、キャストは幾度となく稽古をするので、やるべき事は十二分にわかっているはずです。

次に何が起こるかもわかってます。

そこをあたかも初めて聞いたように新鮮に演じて、今まさにドラマがわき起こってるように演じること、歌うことが大切です。

これは難しい事ですし、プロでも新鮮を維持することはいつも大きな課題です。

 

お客様が「未来への贈り物」を見て、

「前回と変わらないな~」とか

「次がどうなるか読めるな~」

ではなく、

 

「何回も観たのに初めてみたいだった」

となるような上演を目指したいです。

 

劇団四季で何千ものステージをこなす中、肌で感じてきた感覚を今回に活かしたいなと考えています。

 

過去に出演した子役達が、歌に芝居に真剣に悩む姿をみてきました。その子達がレ・ミゼラブルやアニーの大舞台に立ち、学生だった方達も劇団四季などで活躍の場所を広げる姿を見てきました。

 

今年参加するキャストの子達にも、私からの贈り物が出来るよう、そんな稽古と本番にしていきたいと思います。

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